松本人志 初の関西ローカル番組決定
ダウンタウンの松本人志(51)が個人としては初となる関西ローカルのレギュラー番組を持つことが15日、分かった。ABCで10月9日にスタートする新バラエティー番組「松本家の休日」(木曜、深夜1・39)で、松本の地元関西だからこそ見せる顔、話せるエピソードに放送前から期待が高まる。
関西では昨年9月、ナインティナインの岡村隆史が約19年ぶりの関西ローカルとなるABC「なるみ・岡村の過ぎるTV」(日曜、後11・15)をスタートさせた。今年4月からは東野幸治が初の報道系番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」で初のキャスターに挑戦し、話題を集めている。岡村、東野に続き、またお笑い界の大物が“原点回帰”の関西で、しかもABCでレギュラーを持つことになる。
松本の関西ローカルレギュラーは、ダウンタウンとして出演していた同局の「摩訶不思議ダウンタウンの…!?」(92年3月~93年9月)以来21年ぶり。相方の浜田雅功(51)はMBS「ごぶごぶ」など、現在も関西でレギュラーを持つが、松本個人は意外にも初めてだ。
内容はタイトルにもある通り「松本家」が休日に1万円でどう遊ぶかを追う番組。松本家を構成するのは「おかん」が松本、「おとん」に雨上がり決死隊の宮迫博之(44)、「長男」がお笑いタレント・たむらけんじ(41)、「長女」に構成作家のさだ氏という設定。毎週この4人が家族会議で“1万円で何をするか”を話し合い、使い道が決まったら、関西の街へ繰り出す。
出演者はそれぞれ昭和を彷彿とさせる、おとん、おかん、小・中学生の衣装を着用する。
ABCの辻史彦プロデューサーは「松本さんにとっては超久しぶりの大阪です。たぶん浦島太郎状態でしょう。大阪の街、人に触れて、松本さんがどんな顔、リアクションをするのか、今から楽しみで仕方ありません。この変な一家はいずれ“なにわのサザエさん”となることでしょう」とPRしている。