メジャーの卵発掘へオーディション!
素人のインド人をオーディションしメジャーリーグに挑戦させる実話を映画化した「ミリオンダラー・アーム」(10月4日公開)で、ジョン・ハム(43)が演じた主人公の米スポーツエージェントで原作者のJ・B・バーンスタイン氏(46)がこのほど、デイリースポーツのインタビューに応じ、インドで50万人が参加する新たなオーディションを今年中に開始することを明かした。
かつてバリー・ボンズ選手の代理人を務めるなど、辣腕エージェントとして鳴らした同氏だが、2人のインド人投手の“父親代わり”となったことで人生観が激変したという。「40年近く、本当の幸せを見ていなかったんだと気づいて後悔しているくらい。それをインドの少年から学ぶのはとても興味深いことだね。自分をより良く変えるのに遅すぎることはないんだよ」と2人との運命の出会いに感謝した。現在、リンク・シンはパイレーツのマイナーに所属中、ディネシュ・パテル氏は引退しコーチの勉強中だ。
日本のプロ野球選手については事前交渉の問題があり話しづらいということだったが、現役日本人メジャーリーガーについて「田中将大もいいけど、ダルビッシュはスピード、コントロール、どれをとっても最高だ」と絶賛していた。