大ヒット中のＮＨＫ連続テレビ小説「花子とアン」（月～土曜、前８・００）にスコット先生役で出演した米女優のハンナ・グレース（２７）が２５日、都内で行われた歌手・クミコ（５９）のコンサートにゲスト出演し、今年４月に日本人男性と結婚していたことを明かした。「花子とアン」で共演した女優の仲間由紀恵（３４）も今月１８日に入籍したばかりとあって、夫婦生活の先輩としてエールを送った。

　蓮子こと仲間の結婚について聞かれたスコット先生ことグレースは「私も５カ月前に結婚しました」と、笑顔で報告した。お相手は日本人で、職業や年齢は「プライベートなことなので」と、明かさなかった。

　結婚したのはちょうど「花子とアン」の撮影中だった今年４月。自身も幸せいっぱいだったが、当時の仲間にも「撮影は大変だったのですが、いつも笑顔で幸せそうでした」と、自分と同じ幸せな雰囲気を感じていた。

　結婚については５カ月先輩とあって、仲間には「エンジョイ！毎日楽しんでください」とエール。円満でいるには「正直でいてください」というアドバイスも。隣にいたクミコから「グレースさんもまだ５カ月なら、今が一番エンジョイですね」と言われ「エンジョイしてます」と満面の笑みを浮かべた。

　この日は、「花子とアン」の挿入歌で、グレースが劇中で歌った世界的な名曲「Ｔｈｅ　Ｗａｔｅｒ　Ｉｓ　Ｗｉｄｅ」の日本語カバー「広い河の岸辺」をクミコが７月にＣＤでリリースした縁がありゲスト出演。ステージではクミコと一緒に日本語カバーを初めて歌った。

　幸せなグレースにクミコも刺激を受けたのか「“正直でいること”という、次の幸せに向けていいアドバイスをいただいた。これからのこと考えなきゃ」と、再婚に前向きな発言も飛び出した。