松島法相のストールOKで猪木氏NG?
参院議院運営委員会は2日午前の理事会で、松島みどり法相(58)がストールを身に着けて本会議に出席したとして、その是非を議論した。参院本会議場ではマフラーの着用が禁じられているものの、ストールについては明確な決まりがなかった。議論が長引いたため、午前10時の予定だった本会議開会は約20分間遅れた。
野党側は理事会で、松島氏が1日の参院本会議で赤のストールを着用して閣僚席に座ったと指摘。次世代の党のアントニオ猪木参院議員(71)はトレードマークの赤いマフラーを外して議場入りしていることから「マフラーは禁止なのにストールは認められるのか」と問題提起し、引き続き協議することになった。
猪木氏は2日午後、記者団からストールを着用した松島氏の写真を見せられると「かっこいいですね」と大笑い。自身がマフラーを外していることについては「ファンはがっかりしているだろうが、決まりだからしょうがない」と述べた。