紅白司会の吉高「よくも選んでくれた」

 「第65回NHK紅白歌合戦」(総合など、12月31日、後7・15)の司会者が決定し10日、都内で紅組司会の女優・吉高由里子(26)と白組司会の嵐、総合司会の有働由美子アナウンサー(45)が会見した。紅白が司会初挑戦となる吉高は、独特の言い回しで意気込みを披露。局アナ以外では最多の5年連続司会となる嵐は、15周年を紅白の司会で締めくくることを喜んだ。今年のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」。

 本番でのハラハラドキドキを予感させる会見だった。

 赤いドレスで意気込みを表現した吉高だが、その後はちょっぴり暴走気味だった。初司会に「危なっかしいとの声が多いと思う。そう思う方は、チャンネルを…」と言いかけ、慌てて嵐の桜井翔(32)が「変えないでください」とフォロー。選ばれた感想も「とんでもないことだと思う。よくも選んでくれたと思う。NHKさんの見方が変わった」とストレートだ。

 今年は連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインを務め上げ、知名度、人気もさらに上昇。「自由でかわいらしい天真らんまんなキャラクター。そういう風を紅白に入れてほしい」(柴崎哲也チーフプロデューサー)と大役を任されたが、その持ち味を早くも十分過ぎるほど発揮した。

 会見では本番さながらの階段状ステージが用意され、吉高は会見のために作られたタイトル未定のマーチ(作詞・箭内道彦氏、作曲・大友良英氏)に乗って嵐と共に上段から登場。“予行演習”も済ませた。

 昨年は紅組司会の綾瀬はるか(29)が「花は咲く」を披露。自身の歌唱には「(デビュー)10年目で歌を出せてない。それで察してください」と消極的な吉高だが「自分としては10年目の特別な年。NHKさんが朝ドラのヒロインで大きな冒険して、年末にもう一度大きな冒険してくれた。私もその勇気に挑戦してきたい」と、司会で期待に応えることを力強く誓った。

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