シミケン、経験踏まえASKAへエール

 歌手で俳優の清水健太郎(62)が12日、都内で行った新曲発売会見で、覚せい剤取締法違反などの罪で有罪判決を受けた歌手のASKA(56)への思いを明かした。「一番大事なものは何か、ファンと家族でしょ。それに早く気付いてほしい」とアドバイスし、復帰を後押しした。また、今月10日に、個人事務所の社長を務める瑞穂さん(44)と結婚したことも報告した。

 覚せい剤など薬物関係だけで6度の逮捕歴がある清水が、経験を踏まえてASKAに忠告した。会見は新曲発売と結婚報告という場だったが、ASKAについて語った。

 「ぼくは懲役も4回行きましたが、ファンは許してくれた。大事なのはファンと家族。それがはっきり分かれば薬物が(生活に)入り込むスキはありません」。1983年に大麻取締法違反で逮捕されてから31年かけて出した結論を、“後輩”ASKAに示した。

 ASKAは現在、治療のため入院中と言われているが、「病院は必要ありません」と否定的。大事なものに気付くことの大切さを再度強調し、「ぼくは大ばかやろうでしたが、(薬物を)やめられるというのを教えてもらった」と周囲に感謝した。ASKAのファンや周囲の人々に対しても「早めに許してエールを送ってあげて」と呼びかけた。

 また、会見では10日に瑞穂夫人と入籍したことも報告。2度と薬物に手を出さないことが、結婚の条件で「間違いを起こしたら即離婚」と言われていることを明かした。

 元タレントの瑞穂夫人は26年前に同じ事務所に所属しており、1年ほど前に再会。その後交際が始まり、今年1月には同居を始めた。同5月に立ち上げた個人事務所の社長も瑞穂夫人が務めている。

 清水は今月21日にミニアルバム「リスタート」を発売。「60代だけど若いし、元気もあるので満足させるよう頑張ります」と社長兼妻の瑞穂さんにアピールした。

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