海老蔵×獅童×クドカン×三池がコラボ
歌舞伎俳優の市川海老蔵(36)と中村獅童(42)が新作歌舞伎「六本木歌舞伎」(来年2月3~18日、東京・EX THEATER六本木)を上演することになり14日、都内で製作発表を行った。脚本は宮藤官九郎(44)、演出は映画監督の三池崇史氏(54)で“宇宙規模”の新作を作ると宣言。また、この日、交際している元読者モデルとの再婚日程が一部で報じられた獅童は「(再婚)します」と話したが、日取りは未定だとした。
構想は今年1月、東京・新橋演舞場で共演した海老蔵と獅童の会話から生まれた。
故中村勘三郎さんに「地球を投げるぐらいのことをやってほしいね」と10代の頃から言われ続けていた海老蔵が獅童と話し合い、「地球投げ」をテーマにした新作上演で意気投合。3時間後、海老蔵が主演映画「一命」「喰女‐クイメ‐」を手掛けた三池監督に、獅童が何度もコンビを組んでいる宮藤に電話をかけ、3日後にはコラボを確約した。
3度目の歌舞伎挑戦となる宮藤が「自由な発想でやりたい」と語る新作は、宇宙生命体が襲来した元禄時代を舞台に、正義の味方(海老蔵)と宇宙人の悪の親玉(獅童)を描く。歌舞伎初挑戦の三池監督は「究極のアウェー状態。突き進むしかない」と話した。
公演初日の2月3日が昨年死去した父の市川團十郎さんの命日とあって、海老蔵は「歌舞伎は、かぶいてないといけない」と気合。2009年にフリーキャスターの小林麻央(32)と結婚してから「丸くなった」といい「甘っちょろい自分に活を入れる。銀座とか行かないと」と“遊び心”復活も宣言した。
会見後、芸能リポーターと化した海老蔵は来年1月3日入籍、6月28日披露宴と一部で報じられた獅童をスマートフォンで激写、マイクを手に真相を問い詰めた。
これまでも来年、結婚することは認めている獅童が「します。日取りは決まっていない」と語ると、海老蔵は「獅童さん、ご結婚おめどうございます。僕のブログで報告させてもらいます」と、いじり倒していた。