長渕剛 冨永愛独り舞台にエール
歌手の長渕剛(58)が音楽以外で初めて演出を手がけた舞台「Ai 愛なんて大っ嫌い」が22日、都内で上演され、モデル・冨永愛(32)が独り舞台に挑んだ。
長渕は3年ほど前から冨永と親交があり、今年から師弟関係に。まな弟子のために一肌脱いでプロデュースを引き受けた形だ。
昨夏は冨永のため仲間を集めて鹿児島で体力作り合宿を実施。吐きながらも坂道ダッシュを繰り返すなどド根性を見せた冨永に、長渕は「『マイナスの感情があっても孤独になるな。こんなに仲間がいるじゃないか』と伝えたかったんだ」と温かい言葉を贈った。
原作は冨永の同名自叙伝(29日発売)。複雑な家庭事情、いじめ、海外での差別などを初告白した。約500人のファンに堂々とした舞台を披露した冨永は「初めて感じる達成感。感謝の気持ちです」と笑顔を見せた。