みの「古希の祝い」で本格復帰宣言
タレント・みのもんた(70)の「古希の祝い」が24日、東京・ホテルオークラで開かれ、プロゴルファーの青木功(72)、俳優の里見浩太朗(77)ら各界から1000人が出席した。
自ら司会も務めたみのは「もう一度国を動かすような番組をやりたい」と“みの節”で、本格復帰を宣言。昨年9月に窃盗未遂容疑で起訴猶予処分を受けた次男に対しても「頑張ってはい上がってほしい」とコメントした。
芸能界のみならず政界、財界、スポーツ界から大御所が集まった、2時間半の盛大な復帰ショーで、“みの節”を全開させた。
パーティーは「来年でアナウンサー生活50年。元気なうちに『ありがとう』を言っておこうと」と会費も取らず自腹で開催。紫の法被姿のみのは司会も務め、50人以上のあいさつを次々と指名。叶姉妹には「いいにおい、このにおいは本物だ」と、ほおを寄せるなど、ちょっとエッチで小気味よい仕切りで“現役”をアピールした。
パーティー前の会見では情報番組“再登板”を誓った。「今の朝の番組は娯楽性が強くて、お昼の番組と変わらない」とズバッと斬り、「もう一度、日本を動かすような番組をやりたい。今や埋没しちゃった社説のような番組をやってみたい」と構想をぶち上げた。
みのは、昨年9月に日本テレビ社員だった次男が窃盗未遂事件を起こしたことから、TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」などを降板。この日、会場で裏方として働いた次男には「人生には落とし穴もあるけど、はい上がってほしい。それには僕の背中を見せるしかない」と父親のまなざしで語った。
12年に妻・靖子さんが死去したことから、再婚にも話が及んだが「100%ない。女房の納骨も済んでいない」と寂しげにつぶやいた。しかし、神妙な表情を見せたのはこのときだけ。パーティーは京都の舞妓(まいこ)が出迎え、銀座のクラブのママたちも多く駆けつけるなど“お盛んぶり”を見せつけた。
「毎日、飲み歩いている。健康法はアルコール消毒」と黒光りした顔でニンマリ。「まだまだ人生半ばという気持ち」と怪気炎を上げていた。