文枝が陰の虎投手コーチ?G党疑惑は否定
落語家・桂文枝(71)が28日、大阪市内で大阪6地下街とコラボした「特撰 らくご名人会」の発表会見に出席。日本シリーズを戦う阪神について触れ、母校の関大の後輩にあたる山口高志投手コーチ(64)へ継投案をメールで“助言”したことを明かした。「案がほぼ守られている」と大喜びの“陰の投手コーチ”は、自身初の日本一体験に大きな期待を寄せた。
文枝は、阪神の和田豊監督(52)、山口コーチとは毎年正月に恒例で会食する間柄。シリーズについて聞かれると「後輩の山口コーチに『こういう投手リレーでどうか』と僕の考えをメールしてます」とニヤリ。「ほぼ守っておりますね」と文枝案採用?を喜んだ。
敵地・福岡での3連戦が始まった虎に向け「同じく後輩の岩田投手も復調してます。向こうで2つ勝ち、甲子園に戻ってきて、大阪を盛り上げて」と甲子園胴上げを希望した。
古くは長嶋茂雄氏のファンでG党だった文枝だが、87年オフに「巨人が長嶋一茂君をドラフト指名しなかった」ことや「関大の大先輩の村山実さんが阪神監督になられた」ことなどを理由に虎ファンにくら替え。一部で“隠れG党疑惑”がささやかれるが、この日、報道陣から再確認されると「もちろん百パーセント(虎党)と言い切っていいです」と猛虎愛を語った。
虎党転向後、日本一は未体験だが、「今回は思いっきりチャンスがある」と意気込んだ。