加山雄三に吉報「77歳でラッキー7」
2014年秋の叙勲の受章者が3日付で発表され、歌手で俳優の加山雄三(77)、女優の浜木綿子(79)、樹木希林(71)、漫画家の水島新司さん(75)らが、旭日小綬章に選ばれた。受章は旭日章、瑞宝章合わせて4029人。
喜寿に届いた吉報に、加山は「77歳でラッキー7という感じがしていたので、ごほうびをいただけて、ありがたいなぁ。うれしいなぁ」と感慨深げ。電話で知らされた時には、そばにいた妻で元女優の松本めぐみさん(67)に「まさかのことが起きたぞ」と報告したといい、「勲章をいただけるとは夢にも思っていませんでした。大勢の方との出会いと支えの集大成です」と喜びと感謝を語った。
来年、芸能生活55周年を迎えるが、「ますます精進して、生涯現役で頑張らせていただきたく存じます」と名誉を胸にさらなる高みを目指すことを宣言。今年のNHK紅白歌合戦出場に「何年か前に『卒業かな』と思ってましたけど、やっぱり出られたらいいなと思いますね」と意欲も。
湘南の後輩で親交の深い、サザンオールスターズ・桑田佳祐(58)も紫綬褒章を受章。加山は「2人とも(出身地が)茅ヶ崎で、ともに音楽の世界で作詞作曲してきた人間としてうれしい」とそろって故郷に錦を飾れたことに胸を張っていた。