近所の住民 健さんは「気さくな方」

 日本を代表する俳優で、「昭和残侠伝」シリーズなどの任侠映画や、「幸福の黄色いハンカチ」「南極物語」など205本の映画に出演した高倉健(たかくら・けん、本名小田剛一=おだ・ごういち)さんが10日、午前3時49分、悪性リンパ腫のため都内の病院で亡くなっていたことが、18日、分かった。都内にある健さんの自宅には報道陣約30人が詰めかけたが、自宅は静まり帰ったままだった。

 近所に住む40代女性によると、今年8月に健さんを見かけたときは元気だったという。娘が大ファンで「健さ~ん」と声をかけると、車を降りて応対してくれたそうで、「気さくな方でした」と振り返った。09年に健さんが自宅を改築したときには、改築祝いとしてサインと写真集を自ら持ってきてくれたという。

 自宅付近にある法徳寺には、元妻の江利チエミさんのお墓がある。住職の妻によると、健さんが3年前に帽子を目深にかぶり一人でお墓参りに来たという。節目にはお墓参りに来たそうで、「チエミさんと(天国で)仲良くしてほしい」と話した。

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