橋下節全開!不出馬の批判気にしない

 衆院選への出馬見送りを決めた、維新の党の橋下徹大阪市長(45)=維新の党共同代表=と、松井一郎大阪府知事(50)=同党幹事長=が24日、大阪府内の4カ所で街頭演説を行った。

 不出馬について橋下氏は看板政策・大阪都構想実現を目指しての「ベストの判断だ」と説明。「断念でもないし、世間の(市政投げ出しとの)批判を恐れたわけじゃない」と強調した。

 演説で市民から不出馬に関して問われた橋下氏。「新聞、テレビやバカなコメンテーターは、僕が世間の批判を恐れたとか、大阪維新の議員に出るなと言われた、とか言っているが」と口をとがらせ「僕はこの7年、毎日アホ、ボケ、カスと言われてきた。批判反発は一切、気にしない」と橋下節を展開した。

 あくまで都構想実現への「大阪のためにベストの判断」とし「出馬断念でも、あきらめたわけでもない」と反論。ただ詳細については「もう少し後の結果を見てほしいと言うしかないんです」と含みのある発言をした。

 今回の出馬騒動は、公明党が反対派に回ったことで大阪都構想が暗礁に乗り上げたとして、衆院選で公明現職のいる大阪・兵庫の6選挙区に、橋下氏らが対抗馬として乗り込むことを示唆し“圧力”をかけ、前週の演説でも猛烈な公明批判を展開していた。しかし、この日は目立った公明批判は行わなかった。

 演説後に松井幹事長は当該6選挙区に対抗馬を擁立しないと明言。いきなりの全面撤収に、報道陣から公明側から譲歩案が出たのかと問われたが、松井氏は「ありません。今回は六つ、やらないと決めただけ」と返した。

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