“第2の繁昌亭”候補地に神戸・新開地
桂文枝・上方落語協会会長(71)が9日、大阪市内で「第7回上方落語台本募集」の選考結果を発表した。
応募254作の中から大賞に兵庫県西宮市の自営業中井隆史さん(50)のメルヘン落語「人魚の贈りもの」が選ばれた。大賞と入選の計5作は来年2月2日開催の発表会で文枝らプロの落語家によって演じられる。
なお、第8回の応募期間は来年2月1日~7月31日。課題作のテーマは「つなぐ(継承)」となる。
また、文枝は大阪・天満に続く“第2の繁昌亭”建設の候補地を、積極的に誘致されている神戸・新開地に絞ったことを明かし「来年は震災20年。神戸に笑いが戻ってきたという感じでゴーできる形になればいい。年明けぐらいに何とか発表できれば」と話した。