ミスチル 限定公開映画に“幻の7曲”
ロックバンドのMr.Childrenが、今年9、10月に行ったファンクラブツアーをドキュメンタリー映画として公開することが10日、分かった。
タイトルは「Mr.Children REFLECTION」で、来年2月7日から3週間限定公開。これまで音源化されていない7曲のパフォーマンスもあり、ファンにとっては“幻の曲”を聴くことができる貴重な機会となりそうだ。
「-REFLECTION」は、ライブハウスチェーン「Zepp」の全国5カ所で開催された「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年祭ファンクラブツアー」の映像化で、ファンクラブ会員以外のファンや、チケットを入手できなかった会員にとっては待望の劇場公開となる。
ツアーは、メンバーの「まったく聴いたことがない音楽なんだけど、すごく心が動く、感動するLIVEができないか」というアイデアが出発点。楽曲リリースからツアー、という定型ではなく、新たな音楽の伝え方を模索したものだった。
ライブではコンセプト通り7曲もの未発表曲を用意。「斜陽」だけは今月3日の「FNS歌謡祭」で披露されたが、他の6曲は約1万1000人のツアー客以外は耳にしていない。メンバーは「ライブで初めて楽曲を聴いてくれた方と同じような新鮮な気持ちで、僕らの新しい音に触れてもらえたらうれしいです」と期待する。
映像はフルハイビジョンの4倍の画素数に相当する「4Kフォーマット」で制作。ミスチルは来年3月14日の群馬ヤマダグリーンドーム前橋から全国ツアーをスタートさせるが、大会場とは違うライブハウスならではの臨場感を捉えた映画で未発表曲を“予習”することもできそうだ。