橋下市長が敗北宣言「負け認めます」
衆院選は13日で12日間の選挙戦を終えた。
維新の党共同代表の橋下徹大阪市長は大阪市内などで演説し、14日の投開票を待たず「負けを認めます」「自民と公明が歴史的な勝利を収めます」と敗北宣言。「自民と公明の議員だらけになると、ものすごい政治が始まりますよ。永田町の連中は無茶苦茶やりますよ」と警告した。
自民党総裁の安倍晋三首相は前回衆院選、昨年の参院選に続き東京・秋葉原で最後の演説を行い「民主党時代のように円高に戻していいわけはない」と批判。民主党の海江田万里代表は都内の激戦区を回り「主人公である国民の声を聴かない。これが安倍政権の一番の危うさ」と訴えた。
各党の公表によると、12日までに各党首が移動した距離は計8万キロ余りで、地球2周(1周約4万キロ)に相当。移動距離のトップは安倍首相の1万3860キロで、共産党の志位和夫委員長が1万2370キロで続いた。