橋下代表、苦戦に「僕に対する不信任」

 第47回衆院選は14日に投票、即日開票された。

 維新の党共同代表の橋下徹大阪市長(45)は、大阪市内の党開票センターで会見し、「野党としては与党に過半数を獲られたら完敗」と敗北宣言した。

 「ケンカのやり方としては最低最悪だった」と、野党再編が進まない中、自民スキャンダルを追及した結果、安倍首相に解散カードを切られたことを指摘。「勝てる体制組んでからケンカを売らないと。ちょっと吠えたら、ガツンとやられて勝負ありだ。ケンカのやり方を知りませんよね」とボヤキ節を入れた。

 前回圧勝した本拠地・大阪でも苦戦を強いられたことには「僕の責任。僕に対する不信任だと思う」と頭を下げた。また今夏まで、日本維新の会で代表コンビを組んだ石原慎太郎氏(82)の引退表明については「絶対に超えられない方。国を思う気持ちは同じ。今後も力を貸していただきたい」と語った。

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