ももクロ 共演マー君から“闘魂注入”
ももいろクローバーZが25日、さいたまスーパーアリーナで毎年恒例のクリスマス公演「Shining Snow Story」を開催し、モノノフ(ファンの愛称)たち2万7000人と紅白歌合戦へと弾みをつけた。紅白での歌唱曲「My Dear Fellow」を今季の入場曲にしていたモノノフ・米ヤンキースの田中将大投手(26)が登場し、ステージで初共演。また、紅白の本番衣装を展示し、モノノフからのメッセージの書き込みを募った。
マー君がももクロに闘魂注入した。この日発表された紅白歌唱曲は「My Dear Fellow with Mononofu JAPAN」。ももクロが、同曲の1番を歌い終えると、メジャーリーグの“Mononofu”・マー君が登場し、モノノフたちを熱狂させた。
ももクロカラーのグラブも、胸に「Z」のマークが入った黒地に白ストライプのユニホームも、この日のための特別仕様。百田夏菜子(20)との硬球を使った一打席勝負では、2球目が右肘をかすめ、乱闘寸前となる一幕もあったが、最後は空振り三振で百田に尻もちをつかせた。
「当たった!!」と怒りの百田に、マー君は「よけてくれるって約束だったので…」とタジタジ。それでも5人と一緒に振り付けを踊り、幸せそうに「メリークリス…マー君」と優しくほほ笑んで“降板”した。
ボールに魂を乗せた、これ以上ない紅白への後押しだったが、聖夜のももクロとモノノフの“プレゼント交換”はこれだけではない。テーマは「ともに紅白へ」だった。近隣施設に、紅白本番用の真っ白なフリフリ衣装を用意。モノノフたちにメンバーそれぞれのイメージカラーのペンで応援メッセージを書き込んでもらった。
英語で「仲間よ」を意味する「My Dear Fellow」。♪いつもそばにいるよ…と語りかける歌詞のように、モノノフの思いを背負って大みそかの大舞台へと向かう。