ももクロ有安インフルダウン…紅白欠場
「紅白歌合戦リハーサル」(30日、NHKホール)
31日に生放送される「第65回NHK紅白歌合戦」(後7・15)のリハーサルが30日、東京・NHKホールで2日目を迎えた。各出演者が気合の最終調整を行う中、5人組アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果(19)がインフルエンザで出演を取りやめることが明らかになった。本番には残り4人で出演する。インフルエンザで休んでいたSEKAI NO OWARIのDJ LOVE(29)は復帰した。
緑をイメージカラーに持つ、ももクロの元気印・有安が、無念の欠場となった。
29日のリハではメンバー全員で「三度目の正直」と書かれたTシャツを着て「My Dear Fellow」をパフォーマンス。モノノフ(ファンの愛称)9万人分のコーラスがサビで流れる演出があり、3度目の出場でファンと“初共演”できることを喜んだ。
その後の囲み取材にも応じたが、有安は他のメンバーよりも口数が少なく、少しずつ体調が悪化していた可能性がある。公式サイトの発表によれば、29日夜に発熱し、30日朝に病院で診察を受けてインフルエンザの診断を受けたという。
有安はそのまま自宅静養。体調の問題や、他のアーティストへの感染の恐れがあることから欠場を決めた。本番は残り4人で有安の分まで全力投球する。
31日午前には、坂本冬美(47)の「男の火祭り」でバックダンサーを務め、クワを持って踊るリハが予定されている。演出面を変更するかどうかは直前まで検討するという。
インフルは全国的に猛威を振るっており、NHKホールでは出場歌手やスタッフの間にもマスク姿が目立った。有安も、年末は音楽番組が重なりやすい時期であるうえ、24、25日には3時間以上に渡るももクロのクリスマス公演を行っており、疲労がたまっていたものと見られる。