加藤“極楽”復活熱望「いつか2人で」
タレントの加藤浩次(45)が5日、司会を務める日本テレビ系情報番組「スッキリ!!」(月~金、前8・00)で、お笑いコンビ「極楽とんぼ」の元相方で活動再開を発表した山本圭一(46)について「もう1回『極楽とんぼ』として活動できるようにと思っております」とコンビ復活を熱望した。また、橋下徹・大阪市長(45)が同市内で開かれた新年互礼会での共同インタビューでエールを送り、芸能界からも復帰を喜ぶ声が相次いだ。
今年最初の「スッキリ!!」で、加藤はいの一番に山本復帰のニュースを取り上げた。うれしさを隠せず、笑顔をかみ殺しながら「その先には僕自身もやっぱり『極楽とんぼ』としていつか2人でやりたいと思ってる」と熱い思いを語った。
「極楽とんぼ」は2006年に山本が書類送検(不起訴処分)される不祥事を起こし、所属の吉本興業が山本の契約解除とともにコンビの解散を発表。しかし加藤は解散を受け入れず、「極楽とんぼ・加藤浩次」を名乗り続けていた。
思いは変わらず「途中で終わってしまったことが納得いかない部分がある。どういう形になったとしても、もう1回『極楽とんぼ』をやって決着をつけたい」と、せきを切ったように続けた。
山本は19日に都内でお笑いライブを行う。事前に相談されたという加藤は、山本の「まず自分1人の力でやってみたい」という思いを明かし「この延長線上に、もう1回2人で活動ができるように」と願った。
ライブには足を運ぶ意向だが「状況によります」と含みも。山本の事件には被害者がおり、復帰に否定的な意見もある。加藤は「賛否はあると思いますがよろしくお願いします」と配慮も見せた。