聖子 初大トリ紅白で瞬間最高視聴率!
昨年大みそかに放送された「第65回NHK紅白歌合戦」の毎分視聴率が5日発表され、大トリを務めた松田聖子(52)が歌手別トップの47・5%を記録したことが分かった。聖子の号泣も話題となった、一人娘で歌手の神田沙也加(28)と米歌手イディナ・メンゼル(43)の共演も45・5%で歌手別5位に入った。(数字は関東地区。ビデオリサーチ調査データに基づく本紙集計)
豪華出演陣の競演で見どころ満載だった紅白は、娘の晴れ姿に号泣し、自らの歌唱後にも安どの涙を流した聖子が“主役”となった。
出場18回目で初の大トリ。声にも緊張を漂わせながら「あなたに逢いたくて~Missing You~」を歌い切った午後11時37分、番組の瞬間最高47・5%を記録した。歌唱後に和田アキ子(64)らにねぎらわれ、緊張から解き放たれたように顔をくしゃくしゃにした場面でも47%台をキープした。
これに先立ち、神田が米ニューヨークから中継出演。映画「アナと雪の女王」のオリジナル版劇中歌を担当したメンゼルと「Let It Go」を歌唱した際には、会場で聖子が大泣きした。“本家レリゴー”メンゼルの歌唱力も光り、数字は歌手別5位の45・5%。番組後半、最初のヤマ場をつくった。
これを受けたSMAPが「世界に一つだけの花」で46・1%をマークしてつなぎ、終盤、サザンオールスターズが聖火点灯演出で「東京VICTORY」を熱唱して46・0%。46・3%の嵐から聖子へとバトンが渡った。
前半はアニメ「妖怪ウォッチ」とのコラボ企画が数字を引き上げる“活躍”をみせた。また、関西地区では聖子の歌唱シーンで瞬間最高50・1%と、大台を突破した。