女優の井上真央が、９日の２８歳の誕生日を前に８日、東京・渋谷のＮＨＫにある大河ドラマ「花燃ゆ」（日曜、後８・００）の撮影スタジオで、「心を尽くせば、人の心は動かせる」とヒロインとしての誓いを立てた。

　幕末の長州藩士・吉田松陰（伊勢谷友介）の妹、文を演じる井上は、両親役の長塚京三、檀ふみらからサプライズのケーキで祝福され、笑顔を見せた。

　４日放送の初回視聴率は歴代ワースト３位発進。注目度の高さは大河の宿命とも言えるが、井上は「いろんなお声が届く中で続けていかないといけないと思うので、体力的にも精神的にも頑張っていきたい」とけなげに話した。「心を尽くせば、人の心は必ず動かせる。これをモットーにしてやっていきたいと思います」と１年間を乗り切る覚悟を示した。