堂本光一、8年ぶりにドラマ出演
KinKi Kidsの堂本光一(36)が約8年ぶりにドラマ出演することが24日、分かった。俳優・玉木宏(35)主演のフジテレビ系特別ドラマ「天才探偵ミタライ~難解事件ファイル『傘を折る女』~」(3月7日放送、後9・00)で、日本ミステリー界の巨匠・島田荘司氏(66)の代表作「御手洗潔シリーズ」を初映像化。堂本は、脳科学者で天才探偵の御手洗潔(玉木)の親友で作家の石岡和己を演じる。
2007年7月期放送のテレビ朝日系「スシ王子!」以来、約8年ぶりにドラマの世界に帰ってきた堂本は「ドラマの現場が久しぶりだったので、(玉木に)ご迷惑をおかけしてしまったかもしれません」と、照れ笑いを浮かべた。
作品は「御手洗潔シリーズ」の中から、「UFO大通り」(講談社文庫)に収録されている「傘を折る女」を映像化。“傘を折る女”による謎の行動から幕を開けるミステリーで、島田氏は5年前から玉木の主演を切望していた。玉木のキャスティングが決まってようやく初のシリーズ映像化が実現。“相棒”は堂本に託された。
堂本と玉木は02年10月期放送の日本テレビ系「リモート」に出演しているが共演シーンはなく、今回が初の本格的タッグとなる。堂本が「玉木君は本当に色男」と絶賛すれば、玉木も「レスポンスが早く柔軟性のある方」とコンビに好感触。島田氏も「玉木+堂本組は、現在考え得る限り、最高の配役」と、2人の化学反応に強い手応えを感じている。
「天真らんまん」という石岡役に、堂本は「おそらく(原作)ファンの方々の期待には応えられていないかと」と不安も吐露。それでも「本格ミステリーということで、謎の部分についても本当に面白い。映像の中に独特な空気感が生まれていると思いますので、楽しんでいただきたい」とアピールした。