中森明菜、20年ぶりにトップ10入り
歌手の中森明菜(49)が、大みそかのNHK「紅白歌合戦」で初披露した5年4カ月ぶりのシングル「Rojo -Tierra-」(21日発売)が、2月2日付オリコンシングルチャートで初登場8位となることが26日、分かった。
1994年10月の「月華」以来、実に20年4カ月ぶりにトップ10入りを果たした。アルバムではAKB48の「ここがロドスだ、ここで跳べ!」が初週売上74・7万枚で首位に輝いた。
かつてはベストテン番組の女王だった明菜が、ヒットチャートに帰ってきた。
「Rojo-」は初週1万4000枚を売り上げ、8位に。自身29作目となるトップ10入りを果たした。20年4カ月ぶりは、09年「夢をアリガトウ」で原由子が記録した25年10カ月、10年「また君に恋している」の坂本冬美の21年に次ぐ、歴代3位のインターバル記録となった。
同曲は、昨年大みそか、12年ぶり出場を果たしたNHK「紅白歌合戦」で初披露。米ニューヨークのスタジオからの中継で歌い上げた。帯状疱疹(ほうしん)などの体調不良から活動休止した10年7月以来、4年5カ月ぶりに姿を見せたことで、話題になった。
同シングルの初回限定盤にはレコーディング風景やオフショットなどが収められたDVDが特典に付いている。28日にはカバーアルバム第4弾「歌姫4 -My Eggs Benedict-」を発売する。
また、シングルの1位は、19・2万枚を売り上げた4人組グループKAT-TUNの「Dead or Alive」。06年のデビューから23作連続首位で、自己記録を更新した。
AKB48は、アルバム首位獲得が5作目。プリンセス・プリンセス、Perfumeが持つ女性グループの歴代最多記録に並んだ。