女優・武井咲（２１）とＥＸＩＬＥのＴＡＫＡＨＩＲＯ（３０）がコンビを組んだ日本テレビ系スペシャルドラマ「戦力外捜査官ＳＰＥＣＩＡＬ」（３月２１日放送、後９・００）がマカオを舞台に繰り広げられることが１９日、分かった。１月中旬に同ドラマ初の海外ロケを実施。マカオの観光地を巡った２人のツーショット写真も初公開した。

　ドラマは昨年１月期に連ドラとして放送。配属初日にして戦力外通告を受けた推理オタクの美少女刑事・海月千波（武井）と武闘派イケメン刑事・設楽（ＴＡＫＡＨＩＲＯ）の珍コンビが人気を博した。１年ぶりに特別ドラマとして放送する今作は２人が、強盗傷害事件でマカオに逃亡した人物を護送する任務から派生した難事件に挑む。

　１月中旬から現地入りした２人。ドラマに登場する歴史的建築物「聖ポール天主堂跡」や有名ホテル「グランド・リスボア・ホテル」などマカオの観光地を駆け巡った。

　初マカオの武井は「『戦力外』がマカオにいるだけで、“戦力外な感じ”が画として華やかにばかばかしく表現できたのでは」と笑う。スタッフらと夜に食事会を開催するなど、「コミュニケーションが『まぁとれた！』ぜいたくな現場でした」。ＴＡＫＡＨＩＲＯも「海外ロケに行けたのは、このご時世ではありがたい。仕事とはいえ、目いっぱい楽しんできました」と異文化に触れ勉強になったことを喜んだ。

　特別ドラマ放送に「生きる糧になった」と作品への強い思いを語る武井。続編も熱望しており、「ずっとできるコンビ。いつでもやりますよ！っという感じ」とマカオロケを弾みにシリーズ化に期待していた。