俳優・隆大介（５８）が、２１日に台湾の桃園国際空港でトラブルを起こし、傷害などの容疑で台湾の検察当局に拘束されたことが２２日、分かった。

　所属事務所によると、隆は２１日、プライベートで台湾へ一人旅に出掛け、同日夕に同空港に到着。入国カードの提出を求められたが、不所持だったため、その場で記入を求められた。その際、空港職員と口論、もみ合いになり、騒ぎを聞き駆けつけた数人の空港職員に取り押さえられたという。地元メディアによると、職員の左膝を蹴り、骨折させた。酒に酔っていたとみられる。

　隆は機内で食事の際、飲酒していたといい、事務所のスタッフが、現地入りし、情報収集に当たっているという。

　隆は１９８０年に黒澤明監督の映画「影武者」でデビュー。映画やドラマなど多数出演し、最近ではＮＨＫ大河ドラマ「軍師官兵衛」に官兵衛の叔父・黒田休夢役で出演していた。