森高千里「気分爽快」21年ぶり復活
タレントの所ジョージ(60)と、歌手の森高千里(46)が13日、都内で行われた「アサヒスタイルフリープリン体ゼロ商品・新CM発表会」に登場。21年の時を経て森高の大ヒット曲「気分爽快」が、再び新CMの楽曲に使われることが発表されるなど、CM撮影秘話が披露された。なおプリン体0・00、糖質0、アルコール6%が特長の同商品は14日から発売される。
ステージ正面のバックパネルを回転させ、CMと同じ衣装で登場した2人は、カジュアルなパンツ姿。特に森高は、白のショートパンツで代名詞とも言える美脚を披露、46歳とは思えない若々しさで、会場のため息を誘った。
そんな2人のバックに流れたのが、森高が1994年に歌った「気分爽快」のセルフカバーバージョン。実は21年前も、森高はこの曲をBGMにアサヒビールのCMに出演していた。「当時、ビールのCMのために作った曲を、また今回もCMとして流してもらうなんて私自身もビックリしていますが、とってもうれしいですね」と感慨無量の面持ち。
そんな森高を見ていた所は、「俺だって撮影の合間にスタイルフリーの歌を作って歌いまくってたけど、誰にも気にしてもらえなかった」と残念そうに話し、森高の笑いを誘った。
新CMでは所がギターを弾き、森高がドラムをたたいてセッションするシーンから始まるが、実は以前にも所のアルバムに森高がドラムで参加した過去がある。
「久々だったけど、1フレーズだけじゃなく、1曲丸々ドラムをたたいてくれて楽しかった」と所が言うと、森高も「緊張するかなと思ってスタジオに入ったら、もう所さんがギターを弾いていたので、自然に入って行けた。もっとやりたかったですね」と息の合った撮影の様子を、楽しそうに振り返った。
イベントの最後には、2人がそれぞれサプライズプレゼントを用意。所からは、11日に誕生日を迎えたばかりの森高へ「スタイルフリープリン体ゼロ」の缶体をかたどったバースデーケーキが贈られた。
1月に還暦を迎えた所には、背番号60を入れたシャツが森高から贈られた。実は還暦の60だけではなく、同商品の特長であるアルコール“6”%、プリン体“0・00”を合わせた数字という意味合いも。所は「還暦と言われ、本人は相当恥ずかしい」と照れまくったが、早速シャツに袖を通すなど、まんざらでもない様子だった。
所と森高が出演する新CMの舞台は、大きな窓から木々の緑が見える開放感いっぱいのスタジオ。セッションシーンの直後に森高が「気分爽快」のサビ部分でもある「飲もう~」の歌声を披露する。
その後は2人が仲間たちとバーベキューをしながら「アサヒスタイルフリープリン体ゼロ」をゴクリ。最後は再び森高が、「飲もう!」という決めゼリフで、さわやかに締めくくる。
同商品について、所は「プリン体ゼロなのに飲み応えがあった」、森高も「さわやかな飲み応えなので、これからの季節にピッタリだと思う」とコメントしていた。新CMは14日から放送。