うつみ宮土理 天国の夫にメッセージ

 4月15日に肺がんのため80歳で死去した、タレントで俳優の愛川欽也(あいかわ・きんや、本名・井川敏明=いがわ・としあき)さんの妻で、タレントのうつみ宮土理(71)が18日、関係者を通じてコメントを発表。旅立った最愛の夫に「キンキン、よく頑張ったね」とメッセージを送った。うつみは生前の病状を「ただの風邪」などと隠してきたが、愛川さんの強い意向だったことも明かした。

 前夜、自宅で関係者に託したメッセージ。うつみは「最後に。」と記し、35年間、添い遂げた夫に感謝の思いを語りかけた。

 「キンキン、よく頑張ったね。いろいろ楽しかったね。本当に本当にありがとう。」

 夫の最後の願いを守るために、ついてきた“うそ”を謝罪した。3月に「出没!アド街ック天国」を突然降板して以降、たびたび愛川さんの重病説が報じられるたびに、うつみは「どうしてマスコミの人って、私たちを病気にしたがるの」などと否定してきた。

 しかし、この日の文書で「愛川は最期まで仕事に復帰するつもりで頑張っており、皆様に公表することを頑なにお断りするように申しておりました」と種明かし。その上で「そんな頑固なところも愛川らしい一面ですので、どうかお許しください」と理解を求めた。

 天国に旅立つ直前まで仕事への執念を燃やした愛川さんの思いも代弁。「本当に仕事大好き人間でした。『さあ仕事しよう』と最期までうわ言でも申しておりました。脚本を書くこと、演出すること、司会すること、そして演じること、が彼の人生でした」とつづった。

 関係者は、うつみについて、看病と精神的なショックが重なり「かなり疲れた状態。当分は家から出られない」と説明した。レギュラーラジオ番組「うつみ宮土理のおしゃべりしましょ」(ニッポン放送)の4月27日放送分の収録が近日にも予定されているが、「体力的なことも考えていかなくては」と仕事復帰は未定という。

 この日、自宅では関係者が近隣住民にあいさつ回りを行った。

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