ゴルゴ松本 お笑い封印「命の授業」
お笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本(48)が29日、都内で著書「あっ!命の授業」の出版記念イベントを行い、笑いを封印し、熱血授業を展開した。
3年前からボランティアで少年院を巡り、少年たちに熱く語りかけてきた「言葉の授業」の書籍化。そもそもは、後輩芸人を叱咤(しった)激励するつもりで始めたという日本語を使った講話で、現在では少年院のほか、全国の小中学校でも講義しているという。この日、「命の授業」と題して講演したゴルゴは「いい言葉を発して、世の中を明るくするのが芸能人。もっと日本語を勉強して、もっと多くの人により分かりやすく伝えたい」と夢を語った。
ただ、先生と呼ばれるのには抵抗があるようで、「偉そうな感じがして、嫌。『近所のおじさん』ぐらいがいい」と明かした。