ゴダイゴ ネパール被災者の援助約束
ロックバンドのゴダイゴが29日、大阪・新歌舞伎座でライブを行い、25日にネパールで起きた巨大地震被災者への援助を約束した。
ゴダイゴとネパールの縁は深く、1980年2月7日、首都カトマンズの王立競技場に観衆6万人を集めて、同国初のロックコンサートを開いている。当時は会場の電力が足りず、市民が家の電気を消して電力確保に協力してくれたというエピソードも残っている。
メンバーは死者5000人を超えるという今回の地震被害に胸を痛めており、リーダーのミッキー吉野(63)は「ゴダイゴとカトマンズの関係を考えると何かをしなくてはと思っています」と被災者への支援を約束。ボーカルのタケカワユキヒデ(62)は80年に発売した「カトマンズ」を熱唱し「歌いながらネパールのことを考えていた。私にとっては初めて海外へ出た国がネパール。とても大切にしたい国です。自分たちにもできることをやっていければと思っています」と満員の観客にアピールし、大きな拍手が起こった。