藤田光里の妹・美里 目指せランウェイ
プロ3年目で女子ゴルフツアー初優勝を飾った藤田光里(20)の妹で、モデルの藤田美里(19)が、ランウェイデビューを目指している。姉は、美女ゴルファーとしても注目される、ゴルフ界期待の新星だが、美里も3歳からゴルフを始めたベストスコア71のトップアマ。姉にも劣らぬ美ぼうを武器に、昨年モデルに転身し、芸能生活をスタート。姉の活躍を励みに自身も一流モデルとして羽ばたく。
芸能界入りのきっかけは、高校卒業直後の昨年3月、1歳上の姉・光里のキャディーとして訪れていた沖縄のゴルフ場でスカウトされたことだった。
美里自身、光里と2歳下の弟と共に、ゴルフ漬けの青春時代を過ごしてきた。姉がプロ試験に合格した翌年、自分も高校3年で受験するつもりでいたが、「今は受からないと思ったので、1年間、キャディーをやって考えようと」とプロ挑戦を先延ばし。この決断が人生の転機となった。
モデルとキャディーの2足のわらじだった昨年は、ツアー5試合で光里のバッグを担いだ。“美しすぎるキャディー”として話題となり、ファンからサインを求められたことも。芸能の仕事も順調な滑り出しで、秋には水着グラビアが雑誌の表紙に抜てきされた。
今年はモデル業に専念。3月の「フジサンケイ・レディース」で光里が初優勝を決めた瞬間は、テレビで見届けた。「お姉ちゃんが泣いてる姿を見て、感動しました。すごくいい刺激になります。ずっと付き添ってたときの方がゴタゴタもあったので、久しぶりに会えたら話が弾みます」。姉から届いたLINEでは「次は美里の番だね」と激励された。
黒木メイサのような「カッコイイ感じの女性」にあこがれる美里が、まず目指すのはファッションショーデビュー。現在、「ワンライフ モデルオーディション」の予選を勝ち進んでおり、グランプリとなれば「神戸コレクション」への出演権を得る。くしくも7月に挑むセミファイナルは、ツアー「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」の会場で同時開催される。
「お姉ちゃんがその大会でいい結果を残してくれたら、私もファイナリストになるしかないです!!」。フェアウエーとランウェイ、歩む道は変われど、美人姉妹は切磋琢磨(せっさたくま)し輝きを増していく。