小雪 妊娠発表後、初の公の場
7月に第3子を出産予定の女優・小雪(38)が19日、都内で、俳優・唐沢寿明(51)主演映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(12月5日公開)の製作報告会見に出席。3月23日の第3子妊娠発表後、初めて公の場に姿を見せた。現在、妊娠8カ月のふっくらしたお腹を抱えた小雪は、母としての強い思いや人生観を告白した。この日の会見をもって産休に入り、10月の同映画イベントで復帰する予定。
7月に3児の母となる小雪がしっかりとした足取りで会見場に姿を見せた。妊娠8カ月のお腹を抱えながら終始、笑顔でトーク。母子共に健康な様子をうかがわせた。
今作で演じた役柄も、3児の母親役。第二次世界大戦中に多くのユダヤ難民の命を救い“日本のシンドラー”と呼ばれた外交官・杉原千畝(唐沢)の妻・幸子を熱演。幸子役を通じ「(私も)強くならざるを得ない」と共感したことを明かし、「女優、女性としてもいい経験をさせていただくのはプラス。親になって初めて私は人間にさせていただいている」と語った。
小雪は俳優・松山ケンイチ(30)と11年4月に結婚後、女優、妻、母として多くの経験をしてきた。翌12年1月に第1子となる男児、13年1月に女児を出産。第2子は韓国ソウルで出産後、現地の「産後調理院」での療養も話題になった。
3年半で3人目。出産と仕事を繰り返しながら昨年秋は、今作のポーランド全編ロケもこなした。都内での出産を控える小雪は最後に、「いろんなことを我慢したり、いじめられたり苦労しながら、みんなの力を借りて生きてこられたんだなと痛感してます」と周囲の支えに感謝していた。
所属事務所によると、第3子の性別は判明していないといい、今回の会見をもって産休に入り、10月の同映画イベントでの復帰を目指す。