東山紀之 「相棒」枠で刑事に挑戦
少年隊の東山紀之(48)が、テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒」「警視庁捜査一課9係」を生んだ水曜9時枠の新刑事ドラマ「刑事7人」(7月スタート。水曜、後9・00)に主演することが24日、分かった。東山は同枠初登場。時間に執着する“KY刑事”を演じる東山と俳優・高嶋政宏(49)、鈴木浩介(40)、吉田鋼太郎(56)、北大路欣也(72)歌舞伎俳優・片岡愛之助(43)、女優・倉科カナ(27)の7人が難事件に挑む。
「相棒枠」で、新たな刑事ドラマに挑む東山は「先輩たちが作ってきた刑事ドラマの伝統枠に恥じないものを作りたい」と気持ちを高ぶらせた。
同局の三輪祐見子プロデューサーは、伝統の枠で「新たな刑事ドラマのレジェンドを作りたい」と企画。「“東山刑事”をお迎えしたく熱望した」との思いが実り、新たな刑事ドラマが動き出した。今作は、“刑事の墓場”とやゆされる「警視庁捜査一課12係」のメンバーら7人が難事件に挑む。
5年ぶりに民放連ドラへ主演する東山は、05年から同局系特別ドラマ「新・棟居刑事シリーズ」で刑事を演じているが、連ドラでの刑事役は初めて。今回は「時間」に執着する、空気の読めない風変わりな刑事を演じ、犯行時間や行動時間に疑問を抱き、ささいな情報から真相を究明していく。
東山のもとには個性あふれるメンバーが集結した。12係の刑事は高嶋、片岡、鈴木、倉科、吉田に決定。司法解剖を受け持つ医学部教授役は、北大路が務める。豪華な顔ぶれに東山は「濃いな~!」と笑いつつ、「これだけのキャストに囲まれた僕は幸せであり、とても不幸せ。強烈な個性、お顔を持ってらっしゃるメンバーと勝負しなきゃならないわけですから」と、演技のぶつかり合いを楽しみにしていた。