ハニワ課長 ネットで大人気!
細身のスーツ姿なのに、頭は埴輪(はにわ)。百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群の世界文化遺産登録を目指す堺市の広報キャラクター「ハニワ課長」がインターネット上で話題となっている。
きっかけは、カンテレで5月30日に放送された「ウラマヨ!」への出演。出演者とのやりとりで、あきれると埴輪にちなみ「開いた口がふさがらない」「目が点になります」と返し、怒ると「焼きを入れたい」と冷たく言い放ち、人気が出た。
市広報部によると、ハニワ課長は、未婚で1600歳ぐらい。HP上で昨年1度だけ活動し、その後はほとんど出番がなかったという。しかし、ネット上で「ゆるキャラ総選挙ハニワ課長入れたい」「1600歳!しかも喋る」とツイートが飛び交うなど、注目キャラに仲間入りした。
今後もテレビ出演の依頼が予想されるが、ハニワ課長は「自身の質が低く、(堺市の古墳群を代表する)仁徳天皇陵(大山古墳)の尊厳を損ねるかもしれない」と控える方針。古墳群の魅力を伝えるために会員制交流サイト上でページを立ち上げる予定だ。