ひばりさん二十七回忌にファン400人
1989年に死去した昭和の国民的歌手、美空ひばりさん(享年52)の二十七回忌法要が24日、横浜市の菩提(ぼだい)寺、唱導寺で行われた。
例年は墓参りのみを開放しているが、節目の今年は、後援会会員らが法要にも参列し、冥福を祈った。墓前にはファン400人が長蛇の列をなし、手を合わせた。長男でひばりプロダクション社長の加藤和也氏(43)は「毎年変わらずみなさんが来てくれて、あらためて愛されているなと。おふくろも感謝しているはず」としみじみ語った。
5月に発売した10枚組DVDボックス「宙」がヒットする変わらぬ人気を誇るひばりさんだが、加藤氏は「これからも、ファンのみなさんに喜んでもらえるような挑戦を考えている」と話した。