GENERATIONS“世界制覇”へ
7人組グループ・GENERATIONSが28日、香港のライブハウスE-Maxで、初の世界ツアー4公演の最終公演を行った。「ホージョンイホンコン!(香港大好き!)」と話し、18曲を披露。EXILE、三代目J Soul Brothersの兄貴分も成し遂げていない“世界制覇”を達成した。小森隼(19)は「今度は日本と同じ規模で世界ツアーをもう一度やりたい」と“地球2週目”を誓った。
「放浪新世代」(GENERATIONSの中国表記)が、香港で躍動した。
オープニングからボーカルの数原龍友(22)と片寄涼太(20)がヒット曲「Sing it Loud」「HOT SHOT」を英語で披露。パフォーマー5人のダンスとともに、会場を興奮へと巻き込んだ。
「ダーガーハオ!ンゴティーハイGENERATIONS(こんにちは!オレたちがGENERATIONSだぜ)」と広東語であいさつすると、8月12日発売の新曲「Hard Knock Days」など18曲を熱唱し、ファン600人から「ジェネ!」コールを浴びた。
日本時間の6月12日に仏パリ、同13日に英ロンドン、同26日に台湾と渡り歩いた世界ツアー。兄貴分も実現していない快挙を、デビュー3年の7人が、EXILE TRIBEの急先鋒として、見事に成功させた。
「ファンの雰囲気も各国それぞれ。日本と違ってアウェーと感じることもあった」と佐野玲於(19)。それでもデビュー前の2011年、24都市のショッピングモールを巡り、買い物客の前で歌い踊った「全国夢者修行」の経験を生かし、「お客さんを引っ張って盛り上げた」とすべての会場を“ジェネワールド”に変えた。
新たな目標も見つかった。白濱亜嵐(21)は、今回は社会情勢の影響で中止となった米国公演を「憧れの場所。次は必ず行きたい」と約束。関口メンディーは「(世界公演を)続けていくことで、EXILEや三代目との違いを出していける」と野心をのぞかせた。7人の夢者修行はまだまだ続く。