宮沢りえNYデビュー、観客も総立ち
村上春樹さんの原作を蜷川幸雄氏が演出した舞台「海辺のカフカ」が23日、ニューヨークのリンカーンセンターで上演され、女優の宮沢りえ(42)、俳優・藤木直人(43)、古畑新之(24)らがニューヨークデビューを果たした。
日本語で演じられ、英語字幕が付けられた。休憩を挟んで3時間を超す作品だったが、観客は総立ちで拍手を送った。
本番前に「村上春樹さんのファンもたくさんいる。作品をどう舞台化するのか期待してくれていると思う。蜷川さんのエネルギーで素晴らしい作品になったと自信を持っている」と話していた宮沢は、胸に手を当て、ほっとした表情でカーテンコールに応えた。
同作の海外公演は5月のロンドンに次ぎ2カ所目。ニューヨーク公演は26日まで。