天海祐希 「女王の教室」タッグ再び!
女優・天海祐希(47)が、日本テレビ系の10月スタートの連続ドラマ(タイトル未定)で、脚本家・遊川和彦氏(59)の作品で主演を務めることが27日、分かった。
遊川氏とのタッグで、強烈なキャラクターの教師役で社会現象にもなった、2005年の同局のドラマ「女王の教室」を生み出した。最強タッグ復活で、今回はどんなキャラクターを演じるのか、注目される。
冷酷な教師という役柄で強烈なインパクトを世に与え、最終回の視聴率は、瞬間最大31・2%、平均でも25・3%を記録。社会現象も巻き起こした連続ドラマ「女王の教室」を生み出した主演・天海と脚本・遊川氏のタッグが復活する。
物語のストーリーや天海が演じる役などは、まだ正式に決定していないというが、強烈なインパクトがある作品になることは十分に予想される。
07年のドラマ「演歌の女王」以来、8年ぶりのタッグとなるが、2人ともこの間の活躍ぶりは顕著だ。天海は「女王の教室」の後も、社長、キャスター、刑事などさまざまな職業を演じたほか、時代劇などにも出演。多彩な姿を見せる演技力と存在感で「理想の上司」ランキングで毎年トップに立っている。
一方の遊川氏も、最終回で視聴率40・0%を記録した「家政婦のミタ」(11年)での“無表情でミステリアスな家政婦”で世に衝撃を与え、「○○妻」(15年)、「曲げられない女」(11年)などでも、個性の強いキャラクターが主人公の作品を作り続けてきた。
また、遊川氏にとっては今回が記念すべき連続ドラマ30作目。節目でのタッグに天海も「遊川氏の30本目の作品で、多少のプレッシャーもありますが(笑)。やはり、ありがたくうれしいことです。遊川さんの作られる脚本のパワーに負けないように、全力で頑張りたいと思います」と意欲を見せている。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)