石田信之 がん再発公表も舞台に意欲
がんの再発を公表した往年の人気特撮ドラマ「ミラーマン」の主演俳優・石田信之(64)が28日、都内で、脚本・演出を務める舞台「遠き夏の日」(東京・ザムザ阿佐ヶ谷で8月27~30日まで)の製作発表を行い、闘病について語った。
昨年3月にステージ4のがんを告白。大腸や肝臓、胃がんの手術や抗がん剤投与などの治療を受けていたが、今月3日に腹膜とリンパ、尿管への再発が判明。主治医から「治療しないと、あと1年。治療してもデータ上は余命20~30カ月」と宣告されたという。抗がん剤治療を受け、手術するかを判断する。
体重は8キロ減の54キロ。抗がん剤の副作用で髪が抜けやすいといい「頭は触らないようにしている。体にかさぶたのようなものもできて、かゆい」と明かした。それでも「俳優引退は、これっぽっちも考えていない。倒れるまでやる」と奮い立っていた。