大山のぶ代 ビデオ映像で元気な姿
舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」(12月3~13日、東京・Zeppブルーシアター六本木)の製作発表会見が29日、都内で行われ、認知症で闘病中の声優・大山のぶ代(78)がビデオメッセージで元気な姿を見せた。
大山は希望ヶ峰学園の学園長モノクマの声を担当。「先日、この舞台のために新しくセリフを録音させていただきました。モノクマが大好き。モノクマを演じさせていただいて本当にうれしいです。ウップップップのワクワクのドッキドッキ。始まり、始まり!お前らギロッポン(六本木)で待ってるぞ!」とメッセージを送った。
演出の松崎史也氏は収録の様子を「本当にとてもお元気でした。とにかくキュートで素晴らしかった。モノクマそのものです」と報告。「この役は大山さんしかあり得ません」と言い切っていた。
夫で歌手の砂川啓介(78)は「仕事が入ったと最初聞いてびっくりしました。友人から『すごく元気にやっている』と聞いたので安心しました」と喜び、「(仕事を)やっていた方が彼女の脳の関係にも良いと思っている。(スタッフが)慣れた方だったので、これからもどんどんやってほしい」と期待するコメントを発表した。