石川さゆり“不二子風”でルパン歌う

 ジャケットにはルパンと峰不二子風に描かれた石川さゆりが登場(ジャケットイメージ(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV)
 石川さゆり(左)とプロデュースの大野雄二氏
2枚

 歌手・石川さゆり(57)が、人気アニメの30年ぶりの新シリーズとなる日本テレビ系「ルパン三世」(10月スタート)のエンディングテーマを担当することが25日、分かった。音楽プロデューサーのつんく♂(46)が作詞、大野雄二氏(74)が作曲&プロデュースした「ちゃんと言わなきゃ愛さない」(10月21日シングル発売)で、ジャケットは原作者の漫画家モンキー・パンチ氏(78)による、峰不二子風の石川になっている。

 ルパンの音楽を担当してきた大野氏は、以前から石川を「チャーミングで、妖艶でもあり、峰不二子のイメージに重なる」と思っていた。石川が近年、椎名林檎らと積極的にコラボし、多彩なジャンルの音楽に挑戦していることにも注目。「エンディング曲でも存在感を出してくれるはず」とオファーし、石川も快諾した。

 シングルのジャケットも「石川=不二子」のイメージから、M・パンチ氏が不二子風のセクシーな石川とルパンのツーショットを描いている。

 作詞のつんく♂は幼少期からルパンを見ていたとあって「ご指名いただき、心よりうれしく思う」と感激。大野氏の曲に歌詞を付けたが「曲が謎解き怪文のようで、歌詞を書き込む時に、ルパン三世になった気分でした」と明かした。

 初タッグとなる石川の歌が入ってジャズテイストのゴージャスな作品に仕上がり、「たくさんの表情が入った歌声にほれぼれしました。すべてが重なった時、まるですごい大事件が解決したような晴れやかな気持ちになりました」と喜んだ。

 アニメ番組のタイアップは1999年のNHK「忍たま乱太郎」以来となる石川は「楽しく歌ってみました。ルパン(第2シリーズ)のスタートが1977年で『津軽海峡・冬景色』と同年という不思議な縁も感じます。ルパンの放送の最後に、♪やめて、やめないで、ちょっと待って~と流れます。お楽しみに」とアピールした。

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