竹内力 本格演歌初挑戦、9月に発売

 俳優・竹内力(51)が、9月16日に、歌手・山本譲二(65)のプロデュースで新曲「桜のように」をリリースし、本格演歌に初挑戦することが29日、分かった。自ら作詞も担当し、数年前に死去した20年以上の付き合いがあった親友への思いをつづり「友を持っている全ての人に聴いてもらえるとうれしく思います」とアピールした。作曲は歌手・吉幾三(62)が担った。

 竹内は過去にもCDを発売しているが、山本と吉とは今回が初のタッグ。プロデュースした山本とは、以前から親交があり、カラオケで歌声を披露したことをキッカケに「演歌でデビューしたら面白い」(山本)とオファーを受け、本格演歌に初挑戦することになった。

 自ら手掛けた作詞には「若かりし頃、夢を語り合い、仕事で切磋琢磨(せっさたくま)し、酒をのみ、遊び、後年は自分にとって最も信頼できる人間であった親友。数年前に他界しました。実直に生き、決して人に迷惑を掛けない様は死に際まで徹底されていました。かっこいい男でした。今でも彼のことに思いをはせると、すぐそばで見守っていてくれている感覚です。彼も人生を全うし『俺も前を向いて残りの人生を歩んで行くから見ていてくれ』そんな思いを込めた」と語った。

 またプロデュースした山本は「彼の歌声を聴き、ぜひやりたい!自分がレールを敷いてあげたいという!やる気を起こしてくれた」そうで「演歌を真剣に歌うと聞いてうれしかった」と喜びを話した。

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