森川葵、連ドラ初主演 哀川翔とタッグ
女優の森川葵(20)がフジテレビ系「テディ・ゴー!」(10月10日スタート、土曜、後11・40)で連続ドラマに初主演することが16日、分かった。
森川演じるフリーター女子と熱血オヤジ刑事の魂が憑依(ひょうい)した“クマの編みぐるみ”が事件に迫るポップなコメディー。“クマ”役は、9年ぶりに地上波連ドラのレギュラー出演となる俳優・哀川翔(54)に決定。初共演の異色タッグがコミカルなドラマを届ける。
2014年放送のTBS系「ごめんね青春!」や今年のフジテレビ系「She」、TBS系「表参道高校合唱部!」と話題のドラマ出演が続く森川は連ドラ初座長に「すごく嬉しかった。楽しみながら一生懸命演じていきたい」と喜んだ。
ドラマは作家・加藤実秋氏原作の文庫本「アー・ユー・テディ?」を初実写化。根気がなく仕事を失い、彼氏にもフラれて精神的にボロボロの23歳フリーター女子・山瀬和子(森川)がクマの編みぐるみを買ったことから物語は動き出す。編みぐるみに憑依したオヤジ刑事・天野康雄(哀川)が生前追っていた事件を一緒に究明する。
“編みぐるみ”を相手に演技する森川は「台本を読んで、本当にこれを映像でできるのかなと正直思いました」と笑いながらも、「良いテンポ感で演じられるように頑張りたい」と気合。哀川とも初対面し、「気さくに話しかけてくださってとても嬉しかった」と年の離れたバディに好印象を抱いていた。
一方、最近はカブトムシ飼育歴14年“芸能界のムシキング”として話題の哀川は特徴的な声を活かした役柄に「俺がクマか~、クマいいな~」と出演を快諾。声だけでなく本人も登場予定だ。
主題歌は、ももいろクローバーZの妹分グループ・チームしゃちほこの「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」に決まり、連ドラ主題歌初起用となった。