長谷川&竹野内が「シン・ゴジラ」出演
東宝が12年ぶりに製作する日本版の映画「ゴジラ」のタイトルを庵野秀明総監督(55)が「シン・ゴジラ」(来夏公開)と命名し、俳優・長谷川博己(38)と竹野内豊(44)が政府関係者役、女優・石原さとみ(28)が米国のエージェント役で出演することが22日、分かった。
英語のセリフもある石原は、英会話塾のCMに出演し、10月クールのドラマでは英会話講師役を務めるなど堪能だが「庵野総監督、樋口(真嗣)監督にダメ出しされる中で、悔しくて涙を流してしまうぐらい。プレッシャーで胃が痛い毎日」と告白。それでも「ヒロインとして出演させていただけることに責任と幸せを感じて撮影に取り組んでいきたい」と意気込む。
物語は日本が舞台である以外は未発表だが、ヒントとなりそうなのが新ロゴ。1954年の「ゴジラ」と同じ字体で、水爆実験で誕生したゴジラが人間を襲う第1作へのオマージュを感じさせる。
山内章弘エグゼクティブ・プロデューサーは「『復活』でも『再生』でもなく『シン』。『新』しい、『真』の、『神』のようなゴジラ」と説明。主演の長谷川は「大きな危機に直面した時の日本のあり方を問う社会的な側面を持った作品。しっかりと自分の役割を務めたい」と覚悟を示した。8月から撮影に入り、10月末にクランクアップ予定だ。