佳子さま初の手話あいさつ
鳥取県を訪れた秋篠宮家の次女佳子さまは22日、米子市公会堂で行われた第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園の開会式に出席し、手話を使って「手話に対する理解と聴覚に障害がある方々に対する理解が一層深まるとともに、この大会がすばらしい思い出となりますことを願います」とあいさつされた。
佳子さまが公式の場で手話を用いてあいさつをするのは初めて。母の紀子さまや姉の眞子さまも手話を学び、スピーチコンテストの開会式などで披露したことがある。
佳子さまは、3分弱のあいさつを全て手話とともに行い、「全員が楽しみながらこれまでの成果を十分に発揮することのできる舞台となりますことを期待しております」と述べた。会場では、多くの人が両手のひらを振る手話の拍手を送っていた。
佳子さまは高校生による演劇や落語などのパフォーマンスを見た後、境港市の水木しげる記念館を視察し、帰京した。