神田うの 川島さんの“遺言”通り献杯
24日に胆管がんで亡くなった女優・川島なお美さん(享年54)と家族ぐるみで親交があったタレント・神田うの(40)が26日、ブログで哀悼の思いをつづった。25日夜、都内の川島さんの自宅を弔問に訪れ、歌手・大黒摩季(45)ら友人と、川島さんが愛したワインを飲み、献杯したことも明かし、「なお美さんは穏やかなお顔をされてとても綺麗でした。天命を素晴らしい形で全うされた方のお顔なんだなと思いました」と追悼した。
川島さんは昨年1月の胆管がんの手術前夜、自分がもしこの世からいなくなったらどうしてほしいのか、をノートに書きためていた。「偲ぶ会でも開いてみんなでワインを飲んでください」と記したことを、昨年10月に出版した共著「私の死生観」で明かしていた。
川島さんが30代のころから親交があったうのは、川島さんの夫の鎧塚俊彦氏と親しい夫・西村拓郎氏と一緒に25日夜、弔問に訪れ、“遺言”通り、「なお美さんが愛してやまなかったワイン」を大黒らと飲み、川島さんの愛用したグラスと1人1人献杯したという。
鎧塚氏からは、最後の公の場となった9月7日のイベントの際の様子も聞き、「驚愕致しました」とも記し、会見では「元気」とアピールした川島さんが、実は深刻な状態だったことを示唆した。うのは「もうあれ以上身体をいじめて頑張らないで良くなったから…痛みから解放されて、本当に良かったと心から思います」と偽らざる心境をつづった。
また、完璧主義者で負けず嫌いで頑張り屋だった生きざまを振り返り「もう頑張らないでいいよと言うぐらい苦しい中、辛い中、信じられない程、本当に本当に凄く頑張っていたんだなって‥‥。なお美さんは最後の最後まで女優を貫きました。必死に生きようと、隠しながら病魔と闘い続けていたなお美さんは立派過ぎて、凄過ぎて(涙)こうして、最後の最後にも人生の先輩として素晴らしい『教え』をご教授下さりました」と哀悼した。