第１５３回芥川賞を「火花」で受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹（３５）がテレビ朝日系特番「芸能人格付けチェック～一流芸能人に常識はあるのか！？スペシャル～」（１３日放送、後７・００）に初参戦することが３０日、分かった。

　芸能人の“品格”や“常識”を暴いていく人気番組。女優・泉ピン子（６８）、俳優・梅沢富美男（６４）らに囲まれた又吉は「光栄ではありますが違和感しかない」と緊張。「ご祝儀袋の書き方」チェックでは自信たっぷりに名前をしたためたが、文字の専門家で横浜国大の青山浩之教授から「歴代の芥川賞受賞者の中で、ダントツで稚拙な文字」とダメ出しされた。

　史上初の“芥川賞芸人”となってから約２カ月半が経過。周囲から一流と見られることを「不思議な感覚」と語る。ただ、「食事の作法」チェックでは、立会人ゲストとして出演した相方・綾部祐二（３７）から「最近は打ち合わせで料亭や高級レストランでの会食によく行っているので問題ない」と暴露される一幕もあった。

　「お葬式の作法」など計４つの常識チェックを終えた又吉。今後は「凝り性なので、字もきれいに書けるように学びたい」と“美文字”習得に意欲を見せていた。