くまモン 「トマトラ」を“極秘”視察
熊本県のPRマスコットキャラクター・くまモンが6日、熊本県宇城市内で、トマト畑をトラックに乗せた通称「トマトラ」を“極秘”視察。デイリースポーツがその様子を独占キャッチした。
倉庫にやってきたくまモンは、扉を開けた瞬間、跳び上がって喜んだ。倉庫内のトマトラは、赤と緑に塗装され、ナンバーはトマトの日の「10-10」と、細部までこだわり抜いた世界で1台のトラックだ。
「かっこいいモン!」と感激のくまモンは、まだ作業途中だった荷台のビニールハウスの仕上げをお手伝い。「協力してくれたみんな、ありがとモン!」と頭を下げた。
このトマトラは、熊本県の蒲島郁夫知事からの「熊本の赤を、今年こそ本気でPRしてください」という厳命を受け、くまモンが企画。おいしい赤い食材を多くの人に知ってもらうには?と考え抜き「新鮮な状態で届けるのが一番だモン」と、畑ごと運ぶという壮大な計画が持ち上がった。
トマトラは7日に熊本市内で出発式を行い、大阪、名古屋を経てトマトの日の10日に東京に到着予定。「頑張って東京まで届けるモン」とやる気満々だ。2年前は赤いほっぺ紛失騒動、昨年はダイエットに失敗するなど、ちょっとおっちょこちょいな面もあるだけに、無事に東京までトマトを届けられるか、注目だ。