柴咲コウ「竹取物語」テーマに観客魅了

 女優で歌手の柴咲コウ(34)が17日、東京国際フォーラム ホールで2年ぶりとなる全国ツアーの最終公演を行い、おとぎ話「竹取物語」をテーマにしたステージで5000人を魅了した。

 主演する2017年放送のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」での“虎姫”に先駆け、歌手として“かぐや姫”に変身した。柴咲の意向が色濃く反映されたライブのコンセプトは「和」。個人的にお茶の作法や所作のレッスンを受け、着物雑誌で連載するなど和の勉強を続けており、「“今の自分”をきちっと表現できれば」と幻想的な演出を展開した。

 ロングの銀髪にあでやかな着物をまとって登場すると、月の使者らしくヒット曲「月のしずく」で開幕。ノースリーブの和装ドレスや黒レザーのショートパンツなど6変化でも沸かせた。

 カバーアルバム「こううたう」の楽曲や、初披露となった椎名林檎プロデュースの新曲「野生の同盟」(11月25日発売)など、全25曲をぶっ通しで駆け抜けた2時間半。アンコールでの初MCでは大河に触れ、「1年間以上、NHKに通勤するわけでしょ?心と体の栄養をつけて頑張ります。“コウ”ご期待!!」と、ダジャレ交じりに意気込みを語った。

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