デロリアン来た日…監督「あっという間」
SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」(1989年)の主人公マーティ(マイケル・J・フォックス)とドク(クリストファー・ロイド)がタイムマシンで訪れる設定だった2015年10月21日の当日、同シリーズを手掛けたロバート・ゼメキス監督(63)が都内で新作映画「ザ・ウォーク」(来年1月23日公開)の会見を行った。
ゼメキス監督は会見で「2015年10月21日という日にここにいられることはとてもうれしい。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』デーですから。30年、あっという間でした」と笑顔を見せた。
新作の会見ではあったが、特別な一日だけに「バック-」関連の質問も続出。続編製作については「3部作で出来上がっているのでこのままでいい」とあらためて否定。マーティとドクへのメッセージを求められ、「『時空を壊すな!』と伝えたい」と笑わせた。自身の未来は「これからも映画を作り続ける」と意欲的だ。
ニューヨークのワールドトレードセンタービルのツインタワーにワイヤを張り綱渡りしたフィリップ・プティを描く新作については「初めて実話ベースの映画を作った。アーティストとしての情熱を表現せずにはいられなかった」と語った。